引き継ぎ

当社は、もっぱら私が「酒造りしないか」
と誘いました酒マニアたちを多く交えて造っておりますので、
多種多様な人材がおります。出身地は、北海道から長崎まで幅広く、
始終、わけがわからない方言が飛び交っている始末。
業界内では「動物園」と呼ばれているらしいのも、むべなるかな、といったところです。

さっきは、蔵を歩いていて、
変なものを見つけました。

$蔵元駄文-カンバン


これは「カンバン」と呼んでるものです。当蔵は毎日ローテーションで休みを取るので、
休む人間は、仕事を誰かに「引き継ぎ」します。
口頭で伝えきれないことは、こうしてホワイトボードに残しておきます。

昨日、休暇を取った釜屋(原料処理係)の古関が、
引き継ぎをまかせた酒母屋の津川に指示した内容は、

「津川氏の魂のおもむくままに洗い、水切りをせよ」

 「漢(おとこ)」すぎる。
 しかも、「今日の名言」が「えいどりあーん」。
 これ、毎日変わっているのですが、ついにネタ切れなのか。
 酒母屋がそれにこたえて、また意味不明な「今日のたわごと」を残して帰りました。

ちなみに、その前の引き継ぎのときにはこんなやり取りが

ブログ「秋田で醸せよ九州男児」

21世紀風「和醸良酒」の精神—–かどうかはわかりませんが、
最近出てくる酒は、なかなかよろしいです。
昨年は、「死にものぐるいの気合い」がどの酒にもみなぎっていたのですが、
今年は、軽快で肩の力がやや抜けたような、癒しのムードが酒に加わったような
気がします。
酒は造り手の精神を反映しますので、こういうところから
来ているのかなという気がしています。


お知らせ
数量限定 低精白純米酒「80%純米」が蔵内完売を迎えました。
よくできた酒でした。惜しまれながらも、明日最後の出荷を迎えます。
早々とこの世から消滅しますので、ご興味のある方は早めに、
地酒屋さんの店頭をあたってみてください!
「85%」はひきつづき、発売してますので、
機会があったら、お試しください!

$蔵元駄文-80/85