酒質向上と秋田の新世代日本酒を広める目的で、めでたく新たな会派を結成いたしました！
参加メンバーは、以下の５名。
・「ゆきの美人」小林忠彦さん。
・「白瀑」山本友文さん
・「春霞」栗林直章さん
の三方は、今をときめく蔵元杜氏ですね。そして
・「一白水成」渡邉康衛さん
＆わたしは、杜氏ではないですが製造／技術系蔵元ということで参加です。
酒も独特で技術も高く、そうとう濃いぃメンツでございますね。
そして、会の名前は「NEXT ５」（ネクスト・ファイブ）！！
漢字のごっついヤツも、いろいろと候補にあがったんですが、
横文字が新鮮でこれになりました！
会発足初日は、品質向上の利き酒会で、
ブラインドでの利き酒＆厳しい突っ込みの応酬。
勉強になりました。
でも、どの酒も相当旨かったですよ—-
記念すべき、会誕生直後、ほろよい状態のメンツです。
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さて、一方、今日は、夜中に仕込み。
我が蔵のスーパー杜氏、鈴木”マッチョ”隆が、
午後９時半から出麹。そして、さっき、午後１０時３０分に酒を仕込み終わりました。
造りも終わりかけの蔵も多い中、冷蔵庫の中で、いまだかつて誰もやったこともない、
わけのわからない設計の酒の仕込みを、
しかも真夜中にするなんて、本当に大変だと思います。
けれど、この鈴木杜氏のスマイルを見てください。
まさしく、我が蔵の、いや秋田の至宝！
これぞ、非情酒、もとい非常酒、もとい秘醸酒、
全麹「涅龜（くろかめ）」！
酒母ではありません、これで添の超小仕込み。
さあ、果たして、今年は成功するのか—–？
失敗したら—この記事のことは、忘れてください。
そうして私は、麹の泊まり番です。
仕舞仕事を待っている間、
最近ゲットした酒を利き酒し、こうしてブログを書いてます。
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かの有名な小布施ワイナリーの、「ソガペール エ フィス」美山錦５９％ ＆
「純吟原酒 積（つもる）」 美山錦５５％
昨年、「ドメイヌ・ソガ 美山錦」がうまかったので、今年も狙ってました。
（ワインも日本酒も、「ドメイヌ～」は自社農園、「ペール エ フィス」は自社農園以外の原料ということだそうです）
酸度２．３ ？
ワインっぽい？ なんて思ったらそうでもない。
かなりぐっと味を乗せた生酒。クラシックともいえるテイスト。
ただ、そのボディ感にこの後味の切れ方は、やはりただものでない技術。
吟醸酵母使用の「積」より、７号酵母使用の「ソガペール エ フィス」のほうが
さっぱりしていて、個人的に好みでした。
驚きは、裏張りの書き込み！
「氷上吟醸用麹」なんてことまで書いている。
うちの「やまユ」や「秘醸酒」よりフォントサイズが小さい！
「Sakeにテロワールを語る時がきたのです」
なんて格好いい文章が！
最高！
ああ、私も白瀑の山本さんみたいに、自分で稲作やりたいなあ。
Sakeにテロワールを語る時がきたのですよね。