なんと、本年度、東北清酒鑑評会にて首席を獲得した、あの蔵元が—–
さらに進化を遂げました!
そう、我らが渡邉康衛くん、31歳。
ご存知、NEXT5のリーサルウェポン「一白水成」を率いる蔵元です。
その渡邉君、全幅の信頼を置く一関杜氏と二人三脚で酒造りを行い、
酒質の向上は天井知らず。
今年は、東北清酒鑑評会で首席を取ってしまうという快挙を果たしたわけでございます。
その破竹の勢いをかって、渡邉くんは、あまりにも天才すぎる自分へのご褒美に、
常務取締役から、なんと、代表取締役に進化したということです!
就任おめでとうございます、渡邉康衛 代表取締役社長!!!
↑
「社長もブログもいいけど、おまえら、マーケ考えろよ、マーケ」(by 「ゆきの美人」小林忠彦社長)
小林さん、申し訳ございません—-。
さて、当蔵はこつこつ酒造りを進めていますが、
先日、新しい瓶燗槽を使用してみました。
この偉大なる姿をご覧下さい!!
名付けて、「宇宙瓶燗ヤマト」。
↓
今まで当蔵は、小さな「半切り」という入れ物で、こつこつ瓶燗していたのですが、
量が稼げず、いいかげん、うんざりしていたのでした。
ところが、今年、導入したこの「ヤマト」を使用すると、写真のように、
P箱(プラスチック製の、酒瓶が複数本入る容れ物)ごと、
合理的に並べて入れることができます。これは相当スピードアップになります。
あるいは、P箱を使わないと、もっとたくさん瓶が入るので、やろうと思えば、
本数も以前の1.5倍近く処理できるようになりました。
設計もシンプルで、色々な用途にも使えますし、温度ムラもほとんどないということ。
これで作業がはかどります—–ラッキー!
ところでなぜ「ヤマト」かというと、これ、広島は呉の鉄鋼所で造ってもらったからなんですね。
ヤマトミュージアム、また行ってみたいなあ—–
それはともかく、この瓶燗槽、けっこうお手頃な値段で造ってもらいました。
瓶燗でお困りの蔵元の皆様、ご興味あればご一報ください。業者様を、紹介いたします。
↓
最後に、NEXT5の「ビギニング」ですが、
アルコールは14%を突破! あと約10日ほどで完成となります。
天才麹師でもある、「白瀑」山本友文さんの『神の手』による麹の(やや過剰な—-)パワーで、
予想以上に米が溶けまくり、やや厚い蓋がかかっています。
↓
昨年の自分の出品酒を思いだしますが、これは、酒こまちによくある状貌とも言えますね。
香りもなんだか、強い。普通に当蔵が仕込んでいるよりは、なんだか強い吟醸香がするようです。
味も上々で、私も搾られるのが大変楽しみです!!
では、また。