![$蔵元駄文-蓋麹](https://aramasa.info/wp_img/20110602/08/yama-u-suke/c2/4f/j/t02200293_0480064011265442944.jpg)
さて、おとといの話になってしまいましたが、
「春霞」(はるがすみ、でなくて、はるかすみ ですよ)
栗林直章さんによる麹造りが、完成いたしました。
「蓋」での製麹はけっこう慣れているということでしたが、
それにしても、はじめての麹室。大変だったでしょうが、無事にやり遂げました。
「ゆきの美人」小林さん、そして麹師の吉田さんの、事前準備、実験製麹などの
バックアップのおかげもあると思いますが、なにしろよく頑張りました。
![蔵元駄文-全景](https://aramasa.info/wp_img/20110602/08/yama-u-suke/2d/4b/j/t02200293_0480064011265442945.jpg)
留用の麹の出来上がり。使用されるまでは、冷凍庫で管理されます。
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![蔵元駄文-付きハゼ](https://aramasa.info/wp_img/20110602/08/yama-u-suke/c7/74/j/t02200165_0640048011265442947.jpg)
そして、三段仕込みも開始されました。
こちらは、完成した酒母の顔。秋田酵母No.12の特徴香である
バナナ様香(酢酸イソアミル)が濃く立ち上っており、驚くほどです。
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![蔵元駄文-酒母ツラ](https://aramasa.info/wp_img/20110602/08/yama-u-suke/d8/f3/j/t02200165_0640048011265441696.jpg)
酒母は、こういう感じで造られました。
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![蔵元駄文-酒母経過](https://aramasa.info/wp_img/20110602/08/yama-u-suke/a4/13/j/t02200165_0640048011265443117.jpg)
仕込みの準備です。酒母を、本タンクに移します。こうやって、容れ物に移し取って—–。
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![蔵元駄文-酒母おろし](https://aramasa.info/wp_img/20110602/08/yama-u-suke/a5/e4/j/t02200293_0480064011265441695.jpg)
仕込みタンクに入れます。
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![蔵元駄文-すっぽん](https://aramasa.info/wp_img/20110602/08/yama-u-suke/f2/1f/j/t02200165_0640048011265441697.jpg)
栗林さんが丹誠込めて造りました麹を入れて、また、「一白水成」の水を流し込んで、
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![蔵元駄文-麹投入](https://aramasa.info/wp_img/20110602/08/yama-u-suke/42/d3/j/t02200165_0640048011265442291.jpg)
蒸し上がった米を冷まして、所定の温度になったら投入
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![蔵元駄文-蒸米冷却](https://aramasa.info/wp_img/20110602/08/yama-u-suke/fd/f9/j/t02200165_0640048011265442289.jpg)
全部入れたら、まぜる
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![蔵元駄文-櫂入れ](https://aramasa.info/wp_img/20110602/08/yama-u-suke/1e/ca/j/t02200293_0480064011265442290.jpg)
これで、三段仕込み(添/仲/留)のはじめ、添仕込みができました。
これ以降は、一日おいて、仲、留と、どんどん投入される物量が多くなって、
最後にこのタンクにいっぱいになります。