昨日は、青森から大勢の蔵元さま(総勢12名!)がいらっしゃって、
見学に来てくれました。「ゆきの美人」の後に、当蔵の見学です。
鈴木杜氏に、詳しく当蔵の説明をお願いしました。
実は「田酒」さんとは、釜やら洗米機やら、使用している機材が多くかぶっているので、
話が弾み、私も楽しい時間を過ごさせてもらいました。
今度は青森のお蔵さんを見学させていただきたいものです。
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見学の後は、「酒庵田なか」にて、利き酒会&宴会です。
利き酒はブラインドティスティングで、1~3点評価を下すものです。
特純から大吟醸までいろいろな酒が集いました。
気になる結果は—–
1位 田酒(西田酒造店) 純米大吟醸「山田穂」
2位 ゆきの美人(秋田醸造) 純米吟醸
3位 田酒 純米大吟醸(西田酒造店)「短稈渡船」
同着 八甲田(鳩正宗) 純米大吟醸
という結果でした!
特に一位の田酒「山田穂」は、山田錦の親の山田穂というレアな米を40%まで磨き、
しかも一年以上氷温で熟成させたということ。香りがやや高い酒ですが、
旨みとのバランスが非常に高く、ほとんどの人が評点「1」をつけました。
また2位、3位のとも、素晴らしい出来で、甲乙つけがたいものでした。
他県の方と、こうしてブラインドテイスティングするのも、刺激的でいいですね。
またやってみたいものです。
この後は懇親会となりましたが、TOHOKU Sake Forum 2011でお世話になった
豊盃さんや、陸奥八仙さんほか、改めて御礼を述べることができて、ありがたい会でした。
講評風景
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本日は、「一白水成」→「白瀑」のルートで見学ということです。
青森蔵元のみなさまには、道中、お気をつけて見学を楽しんでもらいたいですね。
また、「白瀑」山本さんは、見学者に、問答無用で、無農薬栽培田の草むしりを
長時間行わせることで有名なので、気をつけていただきたいと思います。
ちなみに、その山本さんは、畑の農作物を狙って里におりてくる猿を懲らしめるため、
空砲を撃ちまくるのが最近の趣味、という危ない発言をしておりましたので、
みなさん、迷彩服を着ているときの山本さんには、あまり近寄らないようにしましょう。
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