呑斉会→chirariさん
昨日は、東京中野にて、漫画家/日本酒評論家である、高瀬斉先生を囲む「呑斉会」が開かれまして、
行ってまいりました。
お酒はオール秋田!
喜久水さん、由利正宗(=雪の茅舎)さん、刈穂/出羽鶴(=やまとしずく/晴田)さん、
天の戸さん、白瀑さん、福小町さんと一緒に、場を盛り上げてまいりました。
とても盛り上がった楽しい会が終わり、二次会は—–
新宿三丁目、落語の末廣亭のちょうど真裏にある、
「Chirari(ちらり)」さん。
ここは、秋田(白神山地)の食材がモチーフで、秋田のお酒しか扱ってないというお店。
森林を思わせるどことなくおしゃれな内装で日本酒が飲めて、最高。
カフェっぽい感じが、居心地よくて、なんともハマりそうなお店です。
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メニュー。
素晴らしいラインナップ—-。秋田の酒が飲みたきゃ、ここに来て、と
言わんばかりです。
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久しぶりに一緒酒を飲みました、同じ年の、「喜久水」の次期蔵元兼麹屋(当然ですが、
蔵元だけに、本人は麹だけに留まらない力量がすでにございます)の、平澤喜一郎!
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ちなみに、このお店のブログでも、昨日のことが扱われてました
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この記事
さて、私、喜一郎くんには、感謝してもしきれぬくらにの恩を受けているのです。
私が蔵に帰って、右も左もわからず、めちゃくちゃな酒造りをしていた時(今も
めちゃくちゃといえばそうですが—-)、麹造りについて、いろいろと教えてくれました。
彼は、温度経過やら、手入れのタイミングやら、大切なことを、惜しげもなく
説明してくれました。
(彼がいなければ、うちの蔵はもっと大変なことになっていたと思います)
ひたすら黙々と酒と向き合い続け、彼が麹屋になってからは、全国新酒鑑評会五年連続金賞受賞。
喜一郎くんは、実に、秋田の蔵元杜氏の中でも、「ゆきの美人」の小林さんと同格に、職人的なタイプ
だと思います。
私は、興味の持続力に欠け、ある意味、相当適当なところがあるので、
このお二方には、まったく頭が上がりません—-。
なにはともあれ、昨日は、短い時間ながら、いろいろと話ができて良かったです。
先日取り上げさせていただきました、
新潟の「億兆」さんといい、このお店といい、実に、日本酒への愛が溢れるお店でした。
こういう店が日本酒を支えてくれているのですね。
次の造りにむけて、またふつふつとやる気が湧いて来た夜でした。