の酒母醸造が始まりました。ちょっと前になってしまいましたが、
こちら報告が遅れてすみません!
さて、舞台の「春霞」は、名水の町「六郷」にある酒蔵。
一本蔵とよばれる長大な蔵は、一見の価値があります。
蔵元の栗林直章さんは、六代目の蔵元。
とても温厚な方で、ちょっとクセの強いNEXT5メンバーの間を、
とりまとめてくれる仲介役にしてムードメーカー。
まさに「NEXT5の良心」!!
![蔵元駄文-麹室](https://aramasa.info/wp_img/20121109/22/yama-u-suke/50/4e/j/t02200165_0800060012278246720.jpg)
これは麹室! というかでかでかと書いていますから、
見ればわかりますね—–。
![蔵元駄文-討論中](https://aramasa.info/wp_img/20121109/22/yama-u-suke/74/3c/j/t02200165_0800060012278246721.jpg)
酒母仕込み当日は、「ゆきの美人」小林さんも駆けつけてくれました。
皆で、段取りの相談。こういう時間が一番楽しいですね。
![蔵元駄文-乳酸菌](https://aramasa.info/wp_img/20121109/22/yama-u-suke/8a/c7/j/t02200165_0800060012278246722.jpg)
今回は、この春霞の蔵から採取された「亀山酵母」を使用いたします。
しかも、急遽、「春霞」の近くにある総合菌類メーカーにして、秋田の誇る発酵関連企業
である「秋田今野商店」さんから、乳酸菌を手配。
速醸酒母はヤメ! この乳酸菌を使用して、山廃酒母にすることにいたしました。
![蔵元駄文-タンク](https://aramasa.info/wp_img/20121109/22/yama-u-suke/34/36/j/t02200293_0800106712278249138.jpg)
そして、仕込み。
乳酸菌を使用するので、衛生度を高めるため、
熱い蒸米を入れて、温度を55度に保って殺菌を行う「煮モト」から
スタート。おもむろに急冷して、亀山酵母と乳酸菌を添加。
雑菌が入らないよう衛生に気をつけ、まずは乳酸菌が酸を速やかに出し、抗菌作用が
生じ、追いかけるように酵母がアルコールを産生してくれるのを待ちます。
さて、初日は無事に終わりましたが、さて、
これから色々な試練が待ち受けているのでした—-!!