みなさま、あけましておめでとうございます。
お元気にお正月を迎えられておりますでしょうか?
秋田は連日の雪、雪、雪、の激寒の世界でございまして、ついつい私も
風邪で体調を崩しておりました。
しかし、12/31。
当蔵には、新年しぼりというスペシャルメニューが待ち構えているのでした。
まあ、そもそも決まった日に搾るのも結構大変なんですが、
なんとか今年も無事に、予定どおりの成分値に酒が達しまして、上槽スタンバイオッケー。
そして、除夜の鐘が鳴り響く中、お酒を搾りまして、さきほどまで瓶詰め、出荷の嵐。
はあ~~
今、おおよそ一段落いたしました。
と同時並行で、現在、私は、美山錦 精米歩合50%の酒母を立てております。
明日も明後日も連続酒母立て。
関係ないけど、免許更新のリミットも間近!!
風邪が治らないよね—–。
あ、今日午後は、出品酒の添仕込もあるんだった。
今季も出品酒の経過報告を、と思ったんですが、なかなかできずにおりました。
なぜだか、特に市販酒、出品酒という感覚がなくなってしまって。
昨季から、特にですが、コンテスト用に香りを強く出したりとか、そういうことを
しなくなって、もうすでに出品酒も市販酒も、完全に香味が一緒になってしまったからでしょう。
(でも、出品酒は酒造りをご紹介するのに、たいへんいい題材ですし、
これからもご報告しますのでよろしくお願いします)
さて、昨年は当蔵の創業160周年でありました。
純米酒のみの製造に特化する決断をしたり、いろいろと節目となるような
ことも盛りだくさんでした。
先が見えないなかで、果たして自分が正しい方向へ進んでいるのかどうか、
正直不安なところもいっぱいあります。
けれども自分を信じて、蔵人一丸となって誠実に酒造りをしてゆくほかないと
思っています。
また、酒造りの一方で、日本酒の素晴らしさをもっと広めるような活動にも
力を入れてゆきたいなあと思っています。
皆様におかれましては、これからもご支援、ご指導いただければと思います!
今年一年の皆様のご多幸を祈念いたしまして、
あけましておめでとうございます!!