頒布会について

申し遅れましたが、今年の頒布会の募集がスタートしてます。
今年は「酒米」をテーマにし、全部新酒、全部純米(もはや、あたりまえですが)
をお送りすることになりました。締め切りが2/22で、ドタバタの駆け込みなのですが
いつもこんな感じで、関係者には申し訳なく思っております—-。

当蔵の頒布会は、リニューアルして三回目。
蔵にかえってきて、最初に手がけた社内の仕事が
頒布会をレベルアップするという仕事だったことを覚えてます。
どうせやるなら、胸をはって送り届けることができるフレッシュでおいしい酒。
しかも、お酒について啓蒙的な意味合いがあって、
日本酒をもっと身近に感じてもらうことができる—–というのがテーマです。

一回目が「新政物語」で当蔵の歴史を、年代順におっかけたラベルを採用。
二回目が「蔵人からの便り」で酒造りの工程を順々に進んでいくラベルでした。
社内では「社会科見学頒布会」と呼ばれています—–

今年は「すばらしき酒米の世界」

詳細

すべて秋田県産米の酒米を使っていて、かなりレアで高価な酒米を使った純吟などが
目白押し。メーカーの人間でも、こういう風に原料米の違いを味比べする機会は少なく、
貴重かと思います。

搾ってすぐにお届けしますので、逆にフレッシュすぎて、
原料米によっては、熟成不足の酒もあるだろうというのが悩みです。
もしかして—–亀の尾や美郷錦の純吟なんかは、味が堅かったら、
自宅でじっくり低温で熟成させたほうがいいかもしれません。
(まだ、できてないけれども、たぶんそうなるでしょう—-)

そういう点も含めて、楽しんでいただければなあと思う、
ややマニアックな頒布会ですが、ご興味ありましたら、ぜひお問い合わせを。