共同醸造酒 Passion2011 vol.6 留麹引き込みなど

ついに、三段仕込み直前!!
「ゆきの美人」の蔵内は騒然としてまいりました。

まずは、「一白水成」の仕込み水が運ばれて参りました!
ちなみにこのローリーは当蔵のもの。当蔵で水汲みのため使っているものです。
「一白水成」は自前の井戸で全部済みますから、こういうのは持っていないんですね。

蔵元駄文-仕込み水


そして、留麹の引き込み! 直前で釜の配管にピンホールが空いてトラブるという
事態に見舞われましたが、すぐに復帰。無事に蒸し上がりました。

蔵元駄文-留麹 引き込み


関係ないけど、発見! 出荷前の「ゆきの美人」<純米吟醸 雄町 火入れ> だ!
噂の一品が、実に、ただいまセットアップ中です。

蔵元曰く、「たぶん22By 最高傑作」とのこと。同感!
ちなみに、今、仕込寸前の「Passion 2011」は、上槽(搾り)が、7/2~3の予定なので、
この酒から23By酒のスタートとなりますね。


(ちなみに By=Brewery Year<醸造年度>。
 米が収穫された年度を意味するもので、西暦でなく元号(平成)で表現されます。
 ある年の7月1日~翌年の6月30日までがひとつのByとされるんですね。

 例:平成22年<2010>7/1 ~ 平成23年<2011>6/30までが、
 22Byということになります。
 今は、平成23年度ですが、醸造年度ではまだ22Byなんですね!!)

ちなみに、この雄町の生酒もあるんですよね。世の中に一本だけ。それは、私の冷蔵庫内部。
私、小林さんから生酒を、サンプルで、一升瓶でもらったんですよね。
味見してすごい旨かったので、冷蔵庫にしまってます。レアですね~~。どこかで
お披露目しようっと。


蔵元駄文-雄町

さて、今日は山本さんが原料処理に来てたりしたのですが、
私はその間、「ゆきの美人」にはおりませんでしたので、会えませんでした。
かように、ドタバタな感じですが、
明日の朝イチから、ついに添仕込みが始まり、もっと修羅場と化します—-。
ご期待ください。