まずは、「酒こまちチーム」。
鈴木杜氏の「梨花 Ⅱ」の酒母が、今日仕込まれる運びとなりました。
ちなみに、杜氏は、すでに、使用する麹を、一足先に、すべて造り終えています。
一般的には、失敗を防ぐ&リスク分散のため、
麹は、その都度、必要に応じて、造り分けるのが普通です。
ところが、鈴木杜氏の場合、一球入魂。
酒母用から、添/仲/留の三段仕込みの全段に使う、
すべての麹を、一回の引き込みで造り上げてしまいました。
(日常の仕事が忙しすぎて、造り分けの時間が取りにくいというのもありますが)
何度もこまごまと麹を造るのでなく、一発の造りにすべてをかけ、
パーフェクトな麹を造り上げるというのも、アリですね。
できあがった麹は、フレッシュなまま冷凍して、ベストなタイミングで
使います。麹の造り方、造り分けや、スケジュールの組み方にも、
造り手の差が出るわけです。
本日は、酒母の掛米が蒸されました。
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![蔵元駄文-杜氏の酒母](https://aramasa.info/wp_img/20101228/22/yama-u-suke/d9/c5/j/t02200293_0480064010946758734.jpg)
そして、酒母仕込み完成!
今年も400キロ総米なので、酒母タンクはこんなに小さいです。
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![蔵元駄文-酒母仕込み](https://aramasa.info/wp_img/20101228/22/yama-u-suke/d5/3d/j/t02200293_0480064010946758738.jpg)
一方、私がチームリーダーを勤める「美山錦」チームは、酒母麹と添麹用の米を洗いました。
原料処理が得意な佐々木 公太(現・精米屋)が、リードして、
無事に原料処理は成功!
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![蔵元駄文-公太](https://aramasa.info/wp_img/20101228/22/yama-u-suke/13/3e/j/t02200293_0480064010946758735.jpg)
我々のチームは、米は手洗いでやりました。
吸水歩合は、目標通り132%でばっちりと揃いました!
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![蔵元駄文-手洗い](https://aramasa.info/wp_img/20101228/22/yama-u-suke/4f/b6/j/t02200165_0640048010946759580.jpg)
これが美山錦35%精白
さあてどんなお酒になるのでしょうか??
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![蔵元駄文-美山錦35%](https://aramasa.info/wp_img/20101228/22/yama-u-suke/23/b7/j/t02200165_0640048010946760725.jpg)
乞うご期待